「どうしたらいいですか?」
これ、ひよこが1年目に一番言ってたセリフです。
で、一番返ってきたのがこれ。
「で、ひよこはどうしたいの?」
そのたびに固まってた。
どうしたいかわからないから、聞きに来てるのに。
相談に行くたびに、上司の顔がちょっと曇る。
「わからないことは相談してね」って言ったの、上司なのに。
でも横で見てたら、同じように相談しに行って、上司の顔が晴れたまま帰ってくる人がいた。
違いは、聞き方じゃなかった。
持っていってるものが違った。
① 相談が下手な人は「答え」をもらいに行く
ひよこの相談は、いつもこうだった。
「◯◯の件、どうしたらいいですか?」
これ、上司からすると「ゼロから考えてください」と頼まれてるのと同じ。
上司は自分の手を止めて、
状況を聞き出して、
選択肢を考えて、
決めて、
説明する。
全部、上司の仕事になってる。
相談のつもりで、仕事を1個渡してた。
そりゃ顔も曇る。
② 相談が上手い人は「判断」をもらいに行く
相談が通る人は、こうだった。
「◯◯の件、AとBで迷ってます。自分はAがいいと思うんですけど、Aで進めていいですか?」
上司がやることは、選ぶだけ。
10秒で終わる。
しかも、Aがズレてても、上司は「いや、こういう理由でBやな」と直すだけでいい。
ゼロから考えるより、直すほうが圧倒的にラク。
答えを聞きに行く人は、上司の時間を使う。
判断を聞きに行く人は、上司の時間を節約する。
1回1回は小さな差。
でも半年積もると「あいつの相談は軽い」「あいつの相談は重い」になる。
③ 自分の案は、間違っててもいい
ここで、真面目な人ほど引っかかる。
「自分の案が間違ってたら恥ずかしい」
「わからないから相談してるのに、案なんて出せない」
ひよこも完全にこれだった。
でも横で見てて気づいたのは、上司は案の正解率なんて見てないってこと。
見てるのは「こいつは考えてから来たか」だけ。
ズレた案を持ってきた部下には、「ここがズレてる」と教えられる。
案を持ってこなかった部下には、教えようがない。
案は、正解を出すためのものじゃない。
上司が直すための「たたき台」。
ズレ方を見せたほうが、上司はむしろ教えやすい。
④ 相談は「詰まった瞬間」じゃなくて「詰まりそうな瞬間」
相談が下手な人の、もうひとつの共通点。
ギリギリまで抱える。
「まだ自分で考えられる」
「こんなことで聞いたら迷惑かも」
で、締切の前日に「実は……」と持っていく。
この時点で、上司が選べる選択肢はほとんど残ってない。
相談じゃなくて、事故の報告になってる。
相談が上手い人は、詰まりそうな気配がした時点で一回聞く。
「まだ大丈夫なんですけど、ここで迷いそうなので、方向だけ確認させてください」
早い相談は、選択肢が多い。
遅い相談は、謝るしかない。
⑤ 相談が多い人ほど、信用されてた
相談って、できない人がするものだと思ってた。
違った。
相談が上手い人ほど、よく相談してた。
しかも短く、軽く、こまめに。
上司から見ると、
相談が来る部下は「何をしてるかわかる部下」。
相談が来ない部下は「何をしてるかわからない部下」。
心配なのは、どっちか。
たぶん、もうわかると思う。
明日の相談で、1つだけ変えるなら
「どうしたらいいですか?」を、
「AとBなら、Aだと思うんですけど、Aで進めていいですか?」に変える。
それだけで、相談は「上司の仕事」から「上司の10秒」になる。
才能はいらない。
聞きに行く前に、案を1個だけ握っておく。
凡人が上司の信用を拾える、一番安い場所だぴよ🐣
「案すら浮かばないときは?」
「上司が忙しすぎて捕まらない」
「Slackで相談するときは何て書けばいい?」
このへんの「あなたの場合」は、noteのメンバーシップ「ぴよぴよ倶楽部🐣」に書きました。
ひよこが毎回使ってる相談の3行テンプレ、案がないときの型、上司タイプ別の捕まえ方まで、そのまま使える形にしてあります。
雑用係の立ち回りを、毎日1本ずつ配信します。
天才向けの話はありません。凡人の処世術だけです。
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